依頼人(説明):ニヘイタカヤさんとは5年間交際をして、結婚の約束をしていました。その日は彼が私の両親に正式に挨拶をする会で彼はすごく緊張していました。でも、両親は彼をすぐに気に入り、食事会ものがやかに進みました。ですが。。
依頼人:2人で一緒に選んだの。2人の結婚30周年祝い。タカヤさんから渡して。
依頼人(説明):両親にプレゼントを渡そうというタイミングで
小山:突然いなくなったということですか?
依頼人:その日の夜に他に好きな人が出来た。別れようって言われて。
小山:何か婚約を証明できるものはありますか?
依頼人:はい。誕生日に婚約指輪もらっていました。式は教会にあげようって。これって婚約破棄ですよね?
早川:そういう主張はできると思います。
小山:なぜ、彼は突然、出ていたんでしょうか?何か心当たりは?
依頼人:いいえ。何も。慰謝料請求できますよね?
早川:はい。可能です。
依頼人:最終的にいくらくらい認められるんでしょうか?
早川:今回のケースだと多くても100万円前後になるかと思います。
小山:金額の割に精神的なご負担も多いと思います。それでもよろしいですか?
依頼人:構いません。
小山:わかりました。アリサさんのご希望に添えるよう全力します。
依頼人:どうか、よろしくお願いします。では、失礼します。
職人2:お母さん、わざわざ迎えに来たんですかね。
所長:気になるね。当日の食事会の様子、もう一度確認するといいかもね。彼女のこと疑ってるわけじゃないけど、タカナシ所長の第六感?!
小山:調べてみます。私も気になるので。